2020年の秋

米寿祝い・近江八景の今を尋ねて

 2020年11月27日(金)満88歳米寿の誕生日を遂に迎えた。二人の娘夫婦が私と家内を念願の近江八景巡りに招待してくれることになり喜んで出発した。

 時正に新型コロナ感染拡大期に入っており、蜜を避けるため新幹線利用をやめ東京から車で来てくれた下の娘夫君の運転によるドライブ旅行で出発した。高速道路で3時間大津で降りて始めに大津歴史博物館に訪れた。

   近江八景の本場で資料展示も豊富と見込んで来訪したが常設資料は思ったより少なく収穫としては下に掲示した八景場所の眺望地図の撮影に止まった。

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近江八景の位置表示地図、左・北中部6景、右・南部2景他

 左図の右上から比良の暮雪、堅田落雁、唐崎夜雨、三井晩鐘、下に来て右から矢橋帰帆、粟津晴嵐で、右図が瀬田夕照と石山秋月の位置表示である。

 回る順番は先ず博物館に隣接する三井寺を最初とし、その後北の比良山から順次南下し、一泊後に粟津のなぎさと瀬田唐橋、石山寺、矢橋帰帆の跡と決めて出発した。

 各景訪問記は次号以下に記載するとして、当夜は湖畔の大津プリンスホテルに宿泊し、米寿記念の豪華ディナーを娘夫婦二組4人と孫一人から祝福招待され、幸せを満喫しつつ一夜の夢を見た。

 あくる朝、33階の窓から眺めた琵琶湖の景観に八景の所在地を重ねる楽しみを覚えつつカメラに収めたのが以下の写真である。

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大津プリンスホテルと33階ルーム窓から眺めた南部の近江大橋、粟津、矢橋、瀬田方面
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左・三井寺と唐崎(夜雨)方面      右・堅田落雁から遥か比良山方面を望む