旅先の思い出

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ホテルのメモ紙〔20〕DE VERE HOTEL

  デ ベア ホテル イギリス・ロンドン  1999年10月14日~宿泊

       

  

    メモ紙のホテル名を見て咄嗟には思い出せなった。

 

何処の国のホテルか見当がつきかね、また何時泊まったのかも分からないホテルであった。文字だけ見るとフランスかと思ったが旅行ルートを辿っても浮かび上がらず、はたまたカナダかと考えたが違っていた。ネットで調べたらイギリスのホテルとして出てきて各地に存在した。ウィンザーコッツウォルズやバッキンガムなど数多く出てきたが結び付かず消去法で絞り込んだ結果、ケンジントンのホテルであったと結論が出た。

 1999年(平成11年)10月に同期入社旅行会でヨーロッパ旅行をした時に最終訪問したロンドンのホテルであった。市内の名所見物に忙しくホテルライフに記憶は残らないが、最終日であった事から残った経費を使い切り豪勢な晩餐会をしたのを覚えている。

 メモ紙は上質で品格を備えている。下辺中央のライオンマークはイギリスでよく使われており、私には特に馴染み深い絵柄である。

 ヨーロッパではイギリスを中心に銀製品の格付けが厳格に行わており、私の趣味であるスプーンでも産地、純度、年度などを示すホールマークが定着しており、その中にライオンマークが登場する。

 従ってライオンマークを見てイギリスを連想したが、ホテルに直結するには少々時間を要したと思っている。

            

             

         イギリスで広く使われているライオンマークの一種

         立ち上がって口を開け舌を出して威厳を示している。